ランエボ10のブレーキローターが割れたのでブレーキパッドと合わせて交換

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Omi

ゆるドラ管理人です。
「あれはやらない」「これはやらない」と、やらない事を決めずに車に関わる遊び全般を楽しんでいます。

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先日のTKくらぶさん主催のTC2000走行会の際に、エボ10のフロントローターが見た事ないような割れ方をしました。

そこで今回はローターと合わせて摩耗が進んだパッドもDIYにて交換しましたので、備忘録代わりに作業内容を書き留めておきます。

ローターとパッドの適合について

ディクセルのホームページによると、エボ10は16インチのRSと18インチのGSRではローター径が異なり、パッドもブレンボとそれ以外のキャリパーでは別物になるようです。

また、GSRの純正ローターには1ピースと2ピースが存在します。

■ディクセルブレーキローター適合

■ディクセルブレーキパッド適合

私のエボはGSRのブレンボキャリパー、1ピースローターですので、フロントは「3416053」、リアは「3456054」が適合形状になります。

そこで今回選んだのは、焼き入れ済みの6スリットの「FS」タイプです。

パッドはエンドレスやウィンマックスも検討したのですが、即納できるのがディクセルしかなかった為、「Zタイプ」を選択。(初期の効きは強くなく、奥でのコントロール性に優れた特性)

GSRのブレンボパッドはフロント「341225」、リアが「345227」です。

パッド外し→ローター外し

ローターはハブナットとブレーキパッドでハブに固定されていますので、最初にキャリパーからパッドを抜いておきます。

なお、摩耗したブレーキパッドを抜いた後にピストンを戻すと、ブレーキフルードが溢れる事がありますので、リザーバータンクの様子をチェックして、溢れそうならスポイトで抜いておきます。

ブレーキパッド外しの手順

パッドは以下の手順にて比較的簡単に外せます。

・ポンチで固定ピンを打ち抜く
・ロック金具を外す
・パッドをこじってローターとの隙間を広げる

初めにポンチをこちらのピンに当てて、ハンマーで叩いて車体側に打ち抜きます。

1本目のピンを外すとロック金具が外れます。

さらにもう1本のピンを打ち抜きます。

この状態ではパッドが軽くローターを押し挟んでいますので、パッドとローターの隙間をこじってピストンを押し戻します。(フルードがタンクから溢れないように注意)

これで簡単にパッドが引き抜けます。

ブレーキローター外しの手順

パッドを外すと固着が無ければローターがフリーになりますが、キャリパーが引っ掛かって引き抜けませんので、キャリパーも外しておきます。

キャリパーは裏からアームに固定している2本のボルトを外すとフリーになります。

フロント・リアで若干の違いはありますが、ストラットやアームにホース類を固定しているナットを外して、キャリパーを吊り下げ、ホース類にテンションが掛からないようにしておきます。

キャリパーを移動させるとローターが引き抜けます。

組み付けは逆手順で

ローター、パッドの組み付けは、バラした際の逆手順でOKです。

一応なき止めのグリスを塗っておきました。

パッドの固定ピンは車体側からハンマーで叩き入れます。

作業終了です。ディクセルの6スリットキャリパーは、スリットの外側が前方に向くようにセットするのが推奨と説明書に書かれていましたのでそれに従いました。

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