ランエボ10の自動車保険や維持費について

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Omi

ゆるドラ管理人です。
「あれはやらない」「これはやらない」と、やらない事を決めずに車に関わる遊び全般を楽しんでいます。

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私がランエボ10に乗り始めたのは2013年の8月ですが、この車は燃費を意識して走っていた時期、峠をちょこっと飛ばしてみたりしていた時期があり、最近ではサーキット専用車になりつつあります。

サーキットさえ走らなければ、維持費は普通の乗用車と大差ありませんが、この記事ではランエボ10の購入を検討しているけれど「維持費が気になる!」と言う方向けに、エボ10の維持費についてまとめておきます。

普通に乗っていれば、普通の車と変わらない維持費です

結論から先に言いますが、普通の乗り方しかしないのであればガソリン代を除いた維持費は普通の車とそれほど変わりません。

燃費については乗り方に大きく左右されますが、渋滞にハマらずに制限速度+αで走っている分には、平均9km/ℓくらい行きます。

条件が揃えばこんな事も可。

ランエボ10の燃費は本当に悪いのか?
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ランエボ10の維持費の内訳

この記事では、以下項目の1年辺りのコストを割り出し、最後に総括するという形式をとります。

・エンジンオイル交換
・その他の油脂類交換
・バッテリー交換
・タイヤ交換
・ブレーキパッド交換
・ブレーキローター交換
・クラッチ交換
・ショックアブゾーバーのオーバーホール
・その他の故障
・車検費用
・自動車保険

因みにサーキット走行を月に1回程度のペースでこなすと、油脂類・タイヤ・ブレーキパッド・ローターの交換頻度が極端に上がりますが、ここではサーキット走行なしで、年間1万キロの走行距離とします。(ガソリン代は含まず)

エンジンオイル交換

エンジンオイルは5千キロごとに交換、エレメントは1万キロごとに交換というサイクルで年間2回の交換で1.2万円くらいです。

純正指定は5W-30ですが、サーキット走行をしないならこれで充分かと思います。(サーキット走行する場合には5W-50を入れてます)

その他の油脂類の交換

エンジンオイル以外の油脂類としては、ブレーキフルード、ミッションオイル、デフオイル、AYCオイルなどを3万キロごと程度に交換する前提とします。

コストは年間で10,000円くらいです。

バッテリー交換

バッテリーは5年間で一度の交換を前提とします。

コスパが高い製品を選んでいますので、年間に直すと2,000円くらいです。

タイヤ交換

タイヤは人によってこだわりがあると思いますが、サーキットを走らないのであればアジアンスポーツタイヤでも問題ありません。

マトモな常識を持った人は、公道ではアジアンタイヤの限界まで攻められないでしょう。

タイヤサイズは245/40/18ですが、アジアンタイヤはイメージでNGと言う方もいらっしゃると思いますので、国産スポーツタイヤのエントリーグレードを一例として挙げておきます。

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このタイヤはエボでは使った事はありませんが、仮に3万キロの寿命と考えた場合には年間コストは35,000円になります。

ブレーキパッド交換

ブレーキパッドはサーキットを走らない前提では10万キロくらい持ちそうな減り方でしたが、仮に5万キロごとの交換とすると、年間8,000円くらいのコストになります。

ブレーキローター交換

ブレーキローターは、サーキットを走らない状態では12万キロ程度無交換でした。

よって年間0円。

クラッチ交換

私の場合には6万キロで一度交換しています。(これは乗り方で大きく変わりそう)

ディーラーで頼むと20万円以上は掛かると思いますが、安いところを探して11万円で交換できました。

6万キロごとの交換で年間2万円くらいになります。

ショックアブゾーバーのオーバーホール

私のエボはラリーアートのビルシュタインダンパー+アイバッハスプリングの組合せでしたが、9.5万キロで異音が出たのでOHしています。

脱着はDIYで実施し、OHの外注で15万円かかりました。

全部丸投げだと20万円くらいでしょうか?

10万キロごとのOHとすると、年間2万円くらいになります。

ECUの故障による交換

これはランエボだから故障した訳ではないと思うのですが、9.5万キロの時点でECUが壊れました。

修理代は14万円、年間1.2万円くらいになります。

サイドミラー交換

サイドミラーが畳んだまま開かなくなり、2回交換しました。

中古パーツをヤフオクで購入、DIYで交換したので2万円のコスト、年間に直すと二千円くらいです

車検費用

車検は今まで4回通していますが、大体10~12万円くらいですので、普通の車と変わりません。

年間に直すと5.5万円くらいです。

車検・整備費用のまとめ

ここまでが車検・整備費用のカテゴリーになるので一旦〆ます。

年間コストをまとめるとこちらの通り。

・エンジンオイル交換:1.2万円
・その他の油脂類交換:1.0万円
・バッテリー交換:0.2万円
・タイヤ交換:3.5万円
・ブレーキパッド交換:0.8万円
・ブレーキローター交換:0万円
・クラッチ交換:2万円
・ショックアブゾーバーのオーバーホール:2万円
・その他の故障:1.4万円
・車検費用:5.5万円
・計:17.6万円

車検以外では年間12万円くらいですので、そこまで大きな額ではないと思います。

走行距離が年間2万キロくらいになると2倍くらいになりそうですが、それでも普通の車とそれほど大きく維持費が変わる事はないでしょう。

大きな出費はECUの故障とショックのOHですが、これはランエボ10だからという訳ではないですし、18年12万キロの車ならそれくらいの故障は一度や二度はある筈です。

自動車保険について

自動車保険は年齢と等級による金額の幅が広いのであまり参考にはならないのかも知れませんが、11等級で35歳未満不担保、車両保険あり、ゴールド免許割引ありで4万円/年くらいです。

こんな感じですのら、ランエボ10の保険料は特別高い訳ではないですね。

自動車保険を安くする方法についてはこちらの記事で解説しています。

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自動車保険は車の維持費の中でもそこそこ高い構成費を占める憎らしい存在です。 保険金額は車種やメインのドライバーの年齢や等級などで大幅に変動し、人によって支払い金額が全く異なるものですが、今回は自動車保険を下げる「裏技!」ではなく、「正攻法」

まとめ

以上、ランエボ10の維持費について12年間の所有経験をもとに解説しました。

最近はスポーツカー全般の中古車価格が高騰しており、なかなか手を出しにくい状況ではありますが、この手の車はリセールバリューも良い筈なので気になっている方は前向きに購入を検討される事をおすすめします。

SSTは故障のリスクがそこそこあるので注意しましょう。

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