今回はDIYで124スパイダーのエンジンオイル・エレメントを交換してみました。
普通ならハマらないポイントで何故かハマってしまったので、備忘録代わりに書き留めておきます。
124スパイダーは上抜きが都合が良いようですが…
124スパイダーは、エレメントがエンジンルームから抜ける仕様である上、フロアジャッキを当てる場所がないような情報がネット上で散見されます。
従って上抜きでエンジンオイルを交換した方が楽と言われているようです。
私も無駄にジャッキアップをしたくはないので、今回はこちらの電動式のオイルポンプを使って上抜きでエンジンオイルの交換を試みました。
オイルフィラーキャップが死亡
のっけからいきなりフィラーキャップが壊れて開かないと言うトラブルに見舞われましたが、これはこちらの記事の方法にて解決しました。
オイルレベルゲージの先が絞られている
今回使用したサクション側のチューブは、ポンプに付属する径が太めのものでした。
そのチューブをレベルゲージの穴の奥に突っ込んだところ、途中で引っかかりがあり、それ以上奥には入りませんでした。
そこで外径が4mm程度の細いチューブを使用してみたのですが、こちらは奥までどんどん入るものの、オイルパンの底でチューブの下端を止めるのが難しく、ポンプのスイッチを入れても一向にオイルが吸い上げられませんでした。
このままチューブと格闘しても埒が明かないので、下抜きに変更する事に。
124スパイダーのジャッキアップポイント
今回はフロント側サイドのジャッキアップポイントに2つのフロアジャッキを使用してジャッキアップしました。
下は外側からサイドシルの下を覗き込んた画像ですが、外側に張り出しが2つあるところがジャッキアップポイントだそうです。(たぶん…ですので、自己責任にてお願いします)
アンダーカバーを外し、ドレンボルトを抜く
大量のボルトで固定されたアンダーカバーを外します。(結構面倒でした)
ドレンボルトは運転席側です。
ドレンボルトはパッキンが一体化したタイプですので、再利用は出来なそうですが、今回は下抜きする予定ではなかったので新品のドレンボルトを用意しておらず、再利用する事にしました。
エンジンルームからエレメント交換
124スパイダーのエレメントは、国産車ではあまり見られない特殊なタイプで、エレメントのフィルター部分とカバー部分が分離しています。
こんな構造です。
エンジンルームをのぞき込むと、プラスチックのカバーが目視出来ます。
今回はこちらの27mmレンチを使用しました。
エレメントを抜いた後のエレメント受けにも廃油が少し残る構造ですので、キッチンペーパーなどで吸い取ります。
下からオイルが抜けきったら、新しいオイルを入れて作業終了です。
アンダーカバーのボルトの数が多いのが面倒でしたので、次回はどうにかして上から抜く方法を考えます。
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