初期型のMR-Sはその1トンを切る軽量ボディから、一般的なスポーツカーに比べてもブレーキへの負担は軽く、効きも良いと聞きますが、純正のもっさりしたタッチがあまり好みではなかった為、DIXCELのZ typeに交換しました。
ブレーキパッドの交換は取り立てて難しい作業でもありませんが、備忘録として書き留めておきます。
リアブレーキバッドの交換手順
MR-Sのリアブレーキパッドは、サイドブレーキ兼用ですので、フロントとは若干手順が異なります。
初めにサイドブレーキを降ろし、ブレーキホースとサイドブレーキワイヤーの固定を解除します。
サイドブレーキワイヤーは、固定部の手前を車体側にひきつつ、プライヤーなどで固定クリップを引き抜きます。（戻す時も固定部を引く）
キャリパーには裏から固定ボルトが刺さっていますので、これを抜きます。
これでキャリパーが開くので、閉まらないように針金で固定。
手前にパッドを引くと外れます。
新しいパッドに交換。
パッドが新品になった事で厚みが増していますので、ピストンを奥に戻さなくてはキャリパーが被せられません。
MR-Sのリアブレーキはサイドブレーキと兼用の為、キューブ型のレンチを使用してピストンを奥にねじ込む必要があります。
ピストンが引っ込んだら、キャリパーを戻します。
フロントブレーキバッドの交換手順
フロントも概ねリアと同様の工程ですが、サイドブレーキワイヤーがありませんのでリアよりも簡単でした。
リアと同様にブレーキホースとキャリパーの固定ボルトを外します。
フロントのピストンはサイドブレーキと兼用ではない通常タイプですので、メガネレンチなどをパッドに当てがって奥に押し込みます。
新しパッドを組んでキャリパーを戻せば作業終了です。
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