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特定小電力トランシーバーの運用について

2月からオフ会の参加台数が3台以上になる場合には、特定小電力トランシーバーを運用しています。

こちらで何台か保有し、オフ会参加メンバーに貸し出しを行いますが、希望するメンバーにはまとめて購入したものを買い上げて頂いています。(使い方はオフ会の日にお伝えします)

・1台+電池代=2,380円

運用している製品

運用している製品は、amazonで販売されている中華メーカーの「特定小電力トランシーバー」です。

機種名はT38と書かれています。

・技適証明番号:R210-134033
・周波数:422MHz(新スプリアス規定)
・送信出力:10mW
・メインチャンネル:20
・サブチャンネル:38
・チャンネル数合計:57
・電源:単4ニッケル水素電池×3本(別売)
・microUSB充電対応
・ハンズフリー:ON/OFF
・送受信の同時使用:不可

トランシーバーの使い方

機能面ではそれほど多くはなく、シンプルな構成になっていますので使い方は簡単です。

まずは電源ボタンを長押しして2台のトランシーバーの電源を入れます。

チャンネルは初期状態では1CH-1Subとなっていますが、以下画像では1CH-20Subにしてあります。

次に発信側のトランシーバーの左サイドのボタンを押しながら、音声を入力します。

これで受信側で音声が受信出来るはずです。

チャンネルの設定

この製品では、メインチャンネルが1CH~38CH、サブチャンネルが1CH~20CHあります。

※サブチャンネルはメインチャンネルの1CH直下にしかありません。

メニューボタンをおして、メインチャンネルとサブチャンネルを設定します。

以下画像ででは、メインが1CH、サブが20CHです。

ハンズフリー機能について

ハンズフリー機能は、音声を拾ってボタンを押さなくても自動で発信状態にするものですが、車載で使用した場合には雑音を拾って起動してしまう可能性が高いので、使用は難しいと考えられます。

VOXがハンズフリーですが、OFF設定以外に感度は3段階で調整出来ます。

電池の入れ方

電池は入った状態でお渡ししますが、交換時には単4のニッケル水素電池を3本用意して下さい。

電池を入れる際には、クリップの爪を右側に押して上に引っ張り、クリップを外します。

特定小電力トランシーバーの特徴

車内で無線機器を使用する場合、電波法道路交通法の2つの法令に違犯しないような製品を選び、正しく運用する必要がありますが、原則として無線機器を使用する場合には許認可や届け出が必要となります。

電波法の問題について

まずは、電波法の問題についてですが、出力の小さい「特定小電力トランシーバー」に該当するもので、かつ技適認証を受けている製品に関しては、これらの手続きなしにそのまま使用する事が出来ます。

こちらで使用している特定小電力トランシーバーは、技適認証を受けていますので、電波法では一般ユーザーによる使用が認められているものです。

道路交通法の問題について

次に道路交通法の問題についてですが、携帯電話のように発信・受信のいずれの時にも片手を塞いで運用しなければならない無線機器の運用はNGとされています。

特定小電力トランシーバーの場合には、発信時には携帯電話と同様に片手で持って使用する必要がありますが、受信の際には、電源を入れて周波数を合わせた状態にしておけば、何も操作せずに使用が可能です。

ただし、具体的にこのような無線機器の使用方法が禁止されている訳ではありませんが、発信時に取締り中の現場の警察官に「安全運転義務違反」と判断されるリスクもあるようです。

法令面ではグレーと言えますので、私は道徳的・倫理的な問題はないと考えています。(異論はあると思いますが、考え方は自由です。)

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